世界水泳にはどんな種目があるの?

水泳

2025年7月11日からシンガポールで開催される「世界水泳選手権」。
水泳の国際大会といえばオリンピックを思い浮かべる方も多いと思いますが、世界水泳はそれに並ぶほどハイレベルな戦いが繰り広げられる、もう一つの“頂上決戦”です。

前回の記事では大会の概要や開催地をご紹介しましたが、今回はその続きを──
**「種目の違いって何?」「注目選手って誰?」**という視点から、観戦をもっと楽しむためのポイントをお届けします。

「バタフライって何が違うの?」「自由形って何でもいいの?」という素朴な疑問から、今大会で注目される日本人・海外のスター選手まで、これを読めば観戦がもっと楽しくなること間違いなしです!
「水泳」とひとことで言っても、その競技は実に多彩。世界水泳では主に以下の5種目が行われます。

種目名概要
競泳(Pool Swimming)プール内でスピードを競う、最も親しまれている種目。50m〜1500mまで多種多様。
飛び込み(Diving)空中演技の美しさと技術を競う。高さは1m〜10m台まで。
アーティスティックスイミング旧シンクロナイズドスイミング。音楽と共にチーム演技を披露。
オープンウォータースイミング海や湖で行われる長距離レース(5km〜25km)。自然との戦い。
水球(Water Polo)プール上のチームスポーツ。激しい攻防と駆け引きが見どころ。

今回フォーカスするのは、やはり王道の「競泳(Pool Swimming)」。
その中でも、泳ぎ方の違いに注目していきましょう。読者には学生時代イルカと呼ばれた方や、現役スイマーもいらっしゃると思いますので、「こんなこと知ってて当たり前!」なんて言われそうですが、「そんなの知ってるよ!」も、「そうだったんだ!」という方も、次のレースから少し見方が変わってくれたら嬉しいなと思います。

水泳って、知れば知るほど面白い──そんな“観る楽しさ”を、これからも一緒に深めていきましょう!

泳法の紹介とルールの違い

泳法特徴主な種目備考
自由形一般的にはクロール50m/100m/200mほか他の泳法以外なら何でもOK
平泳ぎ両手同時・足は左右で開く50m/100m/200m技術制限が多く、戦術が重要
背泳ぎ仰向けで泳ぐ100m/200mスタートは水中から
バタフライ両腕同時・ドルフィンキック100m/200m全身の連動性が重要
個人メドレー4種目を1人で泳ぐ200m/400m順番:バ→背→平→自
🇯🇵 日本から世界へ!注目のスイマーたち

泳法の違いを知った今、次に気になるのは──
「じゃあ、その泳法で“誰が”活躍するの?」というところですよね。

ここでは、日本から世界水泳2025に挑むであろう注目選手たちをご紹介します。
経験豊富なベテランから、ぐんぐん頭角を現す若手まで。それぞれの“武器”と“物語”を知れば、レースがもっとおもしろくなりますよ。

東京五輪で一気に名を広めた、本多灯選手。
特に200mバタフライでの“追い上げ型”のレースは、まさに観客を沸かせるスタイル。
後半からの爆発的な伸びと、レース運びの冷静さが魅力です。

名前の「灯(ともる)」にちなんで、SNSなどでは“水泳界の灯火”なんて呼ばれることも。
勝負どころでの集中力は要チェックです!

🏊‍♀️ 池江 璃花子(いけえ・りかこ)|自由形/バタフライ

いわずと知れた、復活のシンボル。
白血病を克服してプールに戻ってきた池江選手の泳ぎは、結果以上に人々の心を動かします。
常に堂々と自分の意見を発信できる姿は、1人の大人として尊敬に値します。

2025年は、彼女にとって“再スタート”からさらにもう一歩、前に進む年。
持ち前のスピードと柔らかなフォームは健在で、リレーでもチームに勢いをもたらす存在です。

🐸 佐藤 翔馬(さとう・しょうま)|平泳ぎ

男子200m平泳ぎの日本記録保持者。
とにかく“無駄のない”フォームが特徴で、水面スレスレを滑るように進む姿は見ていて惚れ惚れします。

平泳ぎはちょっとしたタイミングのズレで勝負が決まる種目。
だからこそ、佐藤選手のような“技術職人”のレース運びには注目です!

💡 これから注目!若手も続々と登場

2025年に向けては、10代後半〜20代前半の新しい顔ぶれもどんどん出てきています。
たとえば:

  • 難波 実夢(なんば・みゆ)/自由形:中距離での安定感が魅力。次世代エース候補。
  • 花車 優(はなくるま・ゆう)/背泳ぎ:名前も泳ぎもインパクト抜群の新星。

彼らがベテラン勢を脅かす存在になるのか、あるいはリレーで共闘するのか──
世代を超えたチーム戦の楽しさも、日本代表の見どころです。

✨ ここまでのおさらいと次回予告

今回は、種目の違いや日本人選手たちに注目してご紹介しました。
レースの見方が少し変わってきた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

次回は──
世界の頂点を争う海外スイマーたちの“驚異的な強さ”に迫るか、
あるいは、本多選手や池江選手といった日本の代表選手の魅力をさらに深掘りするか。
どちらにしても、より深く楽しめる内容をお届けします。どうぞお楽しみに!

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